伊豆 曹洞宗福地山 修禅寺
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◆2017
2017年1月 new
地獄は一定すみかぞかし
ごま『護摩』


◆2016
2016年8月
天地有情
恩師(心の師匠)

2016年1月
退歩を学すべし
唯念上人を懐う

◆2015
2015年8月 
無常者即仏性
真の閑道人

2015年1月 
徳雲の閑古錐
休歇なる悟迹を長長出ならしむ

◆2014
2014年8月
諸行無常
摩訶般若波羅蜜

2014年1月
山門修復事業御協賛のおねがい
いつでもどこでも佛さまといっしょ

◆2013
2013年7月
歩歩諸佛を生む
現成公案

2013年1月
寺は文化財の宝庫
また会おう!


◆2012
2012年8月
誰家無明月清風
一遍上人に思う

2012年1月
晋山式に思う


◆2011
2011年8月
清貧
如去如来第29号より

2011年1月
同行二人
迷う時は迷う


◆2010
2010年1月
道は脚下にあり

2010年5月
師匠

2010年9月
父(生死は仏の御命)




※寺報『指月』バックナンバーはこちらからご覧下さい>>『指月』pdfファイル一覧

地獄は一定すみかぞかし

 昨年は、本当にいろいろな事件が起り、大変な一年でした。日本にとっても、世界にとっても、私個人にとっても、いろいろな事がありました。
 十数年前から気付いていました。天地の気・有り様が荒くなっている事を。特に昨年より一段と荒くなって来ています。異常気象、頻繁におこる大地震・厳しさをます自然環境の変化等…。それらは、私達・人間の体と心にも影響を与えすさんだ荒々しい社会を作り、政治・経済等でも、今までに無い異常な、おかしな世界を作り出しています。
 さて、このおかしな世界をどう生きて行ったら良いのか?どこか安全な所へ逃げようと思っても、そんな場所はありません。この世界のどこへ逃げても、この世界の中ですから。
 しかし、一つだけこの異常な世界を生き切る方法があります。それは『肚を決める事』です。今・ココを生き切る。今・ココに誠を尽くすと决定(けつじょう)する事です。浄土真宗の開祖・親鸞上人は、こう言われています。「地獄は一定すみかぞかし」と。また禅の書物『無門関』の著者・無門慧海禅師(一一八三~一二六〇)は「生死岸頭に於いて大自在を得、六道四生の中に向かって遊戯三昧ならん」と决定(けつじょう)されました。六道とは、地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上の輪廻(りんね)する世界を言います。その輪廻する世界に遊ぶのです。自由自在に。
 仏界は、六道の外・六道とは別の場所にあるのではありません。仏様(ほとけさま)()る世界を仏界と言います。ですから、仏様が地獄に行けば、地獄が仏界になります。仏様は、輪廻しません。そこで决定(けつじょう)し、精一杯生き切る事ができるのです。禅語に『地獄へ行って鬼と遊べ』というものがあります。ウロウロ鼻の下を伸して動き廻らないのです。今・ココに誠を尽せるのです。
 昨年八月、柴犬(名前・ゴマ今年三月で一才)が、寺の一員に成りました。吠えず、誰れにでもやさしく接する事ができる犬です。日中は、境内に繋がれて接客係をしています。十月には、ウサギ六匹、セキセイインコ三羽をいただき、整備が終った寺山の入口にある八畳程の小屋の中で飼育されています。ウサギは、山の斜面に穴をほり巣を作り、かわいい子供が四匹生まれました。
 修善寺寺山も、四年間の生活環境保全林整備事業が無事終了。『千聖(せんしょう)の森』と命名させて戴きました。
 ぜひ、生まれ変わった千聖の森の仏様(ほとけさま)達(木々・石・動物達)に会いに来て下さい。お待ちしています。

(2017年1月)











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