伊豆 曹洞宗福地山 修禅寺
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大黒天半跏像


 にこやかに米俵の上に立つ大黒さまの姿はなじみ深いですが、そのルーツであるインドの大黒天は三面六臂の姿です。これが僧侶たちに食料をもたらす神となり、日本には平安時代に伝えられたそうです。さらに大国主神が「だいこく」とも読めることから同じ神と考えられるようになり、福の神として庶民の信仰を集めました。古い大黒天は、鎧を着て片足を垂らして台座に腰を下ろしている武装した半跏像と、左肩に袋を背負い、右手に小槌を持つか、拳印を結んだ平服姿の立像に大別されます。 像高120cmのこの像は鎌倉時代の作とされ、半跏像でありながら武装像ではないところが特徴的です。厳しい表情や、睨むような目に大黒天本来の戦闘神としての面影を残しています。
 地元では「風神尊天」「風の三郎」とも呼ばれて、秋季弘法祭には台風から稲を護るために祈り、冬季は風の神から風邪の神ともされ、どんど焼きの団子を風の三郎さんのため一つだけ大きく作り、これを焼いて食べると風邪をひかないともいわれました。
 平成八年には大国主の神話の里である鳥取県立博物館の特別展のため貸し出されました。平成15年には吉備文化財修復所によって解体修復され、針葉樹材の一本造りに小材が寄木されており、作者の技量が優れたものであった事が確認されました。その際、明治20年に小土肥の勝呂浪義によって修繕されたとの修理銘も確認されました。
台座は画家の安田靫彦の案により補作されたものです。
大黒天半跏像


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