伊豆 曹洞宗福地山 修禅寺
総合案内 修禅寺について 年間行事 寺宝 トップページ
>トップページ >寺宝 >水瓶

水瓶


水瓶
 水瓶は飲料水などを入れておくのに用いられたものです。桐材らしき木製のこの大振りな水瓶は、取っ手までの高さ34cm、本体の直径25cmで根来塗りが施されています。
 「根来もの」として珍重されるこの漆器のルーツは、和歌山県の根来寺だそうです。
根来寺は空海が確立した真言宗の流れを汲む新義真言宗の総本山として隆盛を極め、一時は5900名ほどの僧侶がいたとわれています。この僧たちが日常に使う什器として漆器が用いられたため、当時の根来には大規模な工房が存在したそうです。
 本来の根来塗りは朱漆の塗立て仕上げで、神社の鳥居などに見られるように、宗教的意味合いが強い朱色で全面に刷毛塗りされており、研ぎ出したり磨き上げたりしていません。しかし日常雑器として長年使われる間に表面の朱漆が擦り減って中塗りの黒漆が表面に模様として表れてくるそうです。
この修禅寺に伝わる水瓶は、護摩壇用との記述もあり、いつの時代か厳しい修行にあけくれる僧の渇きを潤したものと思われます。
(参考/うるしたかはしホームページ)


総合案内修禅寺について年間行事寺宝トップページサイトマップ交通のご案内