伊豆 曹洞宗福地山 修禅寺
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大日如来坐像


 修禅寺本尊のこの木像は、高さ103cm、膝張り73cmのほぼ等身大で、ヒノキの寄木造り、目には水晶がはめ込まれ、漆箔が施してあります。その作風や体型、表情などが運慶の手になる奈良円成寺の国宝大日如来坐像とよく似ていたことから、運慶一派の作と期待され、傷みもひどかったため解体修復が行われました。

 昭和59年4月4日のこと、東京文化財修復所の小田谷史弥、牧野隆夫、長井武志の手によって寄木の継ぎ目から古釘が抜かれると胴が真っ二つに割れ、首下の右裏面から『承元四年(1210)庚午八月二十八日 大仏師實慶作』と書かれた墨書が出てきました。
 幻の仏師といわれた実慶の最初の作例発見でした。胎内に納められた錦袋から謎の毛髪も発見され、その後、学術調査を経て、平成5年1月20日付で国の重要文化財に指定されました。

 現在は、本堂須弥壇に安置されています。(毎年11/1からの10日間はご本尊特別拝観期間として一般公開されます。
※詳細は年間行事をご参照下さい。)
大日如来坐像
 実慶という名前は、寿永二年(1183)に記された国宝の「運慶願経」の第八巻結縁者の中に、快慶らと並んで記されており、慶派でも名の通った仏師とみられていましたが、その作例は未発見でした。
 また函南町桑原薬師堂の木造阿弥陀如来と両脇侍の胎内からも実慶の墨書が確認されたことから、東国で活躍した仏師であったことが想像できます。


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